始める前の確認

日商簿記3級を始める前に書き出す4つのこと

公開日 / 編集: 村上祥太

教材を選ぶ前に、受験方式・受けたい時期と会場・毎週使える時間・質問や添削の要否を紙に書き出します。講座を先に買ってから日程を探すと、受講期限と自分の予定を照らしにくくなるためです。

1. 統一試験かネット試験か

統一試験は年3回の決まった日に行われ、ネット試験は各会場が設定した日に受けます。どちらも3級は商業簿記・60分・合格基準70%以上です。2026年度の統一試験で、確認日(2026年9月14日)以降に残っているのは2026年11月15日と2027年2月28日です。ネット試験は統一試験の前後に休止期間があり、いつでも受けられるわけではありません。

2. 受けたい時期と会場

統一試験の申込期間と申込場所は、受験地の商工会議所等によって違います。主催者は試験日の約3か月前を目途に問い合わせるよう案内しています。ネット試験は会場ごとに日時と空きが異なります。候補の会場を1〜2か所書き、その会場の案内を開いてから時期を決めます。

受験料は2026年度3,300円(税込)で、講座の費用とは別に払います。ネット試験をインターネットで申し込む場合は事務手数料550円も案内されています。

3. 曜日別に使える時間

「毎日1時間」とまとめず、月曜から日曜まで別々に分数を書きます。決まらない曜日は空欄で残し、0分とは書きません。書いた分数は学習枠を合計するツールで週の合計にできます。

曜日別の学習枠を合計する

4. 質問や添削が必要か

解説を読んでも止まったとき、自分で教材や区分表を往復して言葉にできるか、それとも誰かに答案を見てもらいたいかを考えます。講座の「質問あり」は、回数、対象範囲、使える期限が講座ごとに違います。

申込前に確認する質問

4つのうち答えが出ないものがあれば、申込を急がず、次の質問を相手ごとに確認します。回答を得たら、日付と回答者(窓口名)を自分のメモに残してください。

受験地の商工会議所・ネット試験の会場へ

公式の日程と申込案内は日本商工会議所の試験日程カレンダーから探せます。

  1. 希望する統一試験日の申込期間はいつからいつまでか。申込方法と支払方法は何か。
  2. ネット試験の場合、希望する週に3級の実施日と空きがあるか。休止期間と重なっていないか。
  3. 集合時刻、持ち物、本人確認書類は何が必要か。

講座の提供者へ

各講座の公式窓口への質問です。条件の整理はスタディングユーキャンの個別ページにあります。

  1. 受験予定日(例: 2027年2月28日、または2027年5月のネット試験)に適用される出題区分表に、この講座の教材は対応しているか。
  2. 質問・添削は何回、どの範囲まで、いつまで使えるか。期限を過ぎた後に使える手段はあるか。
  3. 申込画面に表示される支払総額はいくらか。分割にした場合の手数料・回数・総額は何か。
  4. 返品・解約の条件と、手続きの窓口・期限はどこに書かれているか。

自分で決めること

  1. 受験方式と第1希望の日付は何か(決まらなければ「未定」と書く)。
  2. 曜日別の学習枠のうち、空欄のまま残っている曜日はどれか。
  3. 欲しい支援は、答え合わせ、途中の考え方へのコメント、学習計画の相談のどれか。

出典と確認日

日本商工会議所(確認日

  1. 日本商工会議所「簿記3級 試験科目・注意事項」
  2. 日本商工会議所「2026年度 試験日程カレンダー」
  3. 日本商工会議所「2級・3級ネット試験について」
  4. 日本商工会議所「簿記 出題区分表」